2020年3月20日金曜日

朝の空

3月になって結構雨が降っている。17日の朝と今朝の朝の空だ。何時も画室から見ているテレビ塔の周りに現れる雲たちは、ほっそりと立っているテレビ塔を飾ってくれているようにおもえる。




今年になって急にまたモザイク画を制作したくなった。前に下図を描いたままになっていたのを習作のつもりで始めた。
モザイク画をする人はまずいないと思う。すごく疲れる。ガラス製のモザイク用タイルを切る。私が今制作しているのは12”x16”と言う小さなサイズだ。中のそれぞれのイメージは小さい。モザイクタイルをカッターでなるたけその場所にあうように切る。それが私には大変なのだ。大きな画面なら楽だろうが、そうなるとすごく重くなる。で小さなサイズの画面にイメージをモザイクタイルを切っては当てはめてゆく。最近はやたらと疲れてしまい、休み休み作業しているので、こんな小さなモザイク画でも出来上がるまで半年はかかるかな?と思っている。
でもモザイク画を急に作りたくなるのはすごく楽しいからだ。ステンドグラスと言う種類のモザイクタイルの色を眺め、色合いを選び、それを画面に置いてゆく。いろいろな色合いのモザイクタイルを選んだている時の楽しさは表現できないほど特別な楽しさがあるのだ。だから私にとってはすごく面倒な作業でも制作したくなるのだ。
ステンドグラスのモザイクタイルはどれ一つとして同じ色合いは無い。じつに色々な風合い色合いがある。
手元にはかなりの量の色々の色合いのモザイクタイルはあるが、あまり予備の無いステンドグラスモザイクタイルを注文しようとして探し始めたが10年程前と比べたらなかなか探している色が見つからなかった。制作が面倒な上、探すのも大変なモザイクタイルを使って製作しようなんて人はあまりいないのでしょう。
切らないでそのまま使った家具、またはお勝手用品とかはあるが。アートとして制作するにはあまり向かない方法なのかもしれない。
ビザンチン文化のころの聖堂を飾ったような壁いっぱいのモザイク画であれば小さな一つのタイルを使っての製作だったので、大勢で制作可能だったと思う。


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