2012年6月27日水曜日

2012年6月27日(水)
形が気に入ったので、その写真から制作の合間にボツボツとデッサンした。名前はDesert Iguanaと書いてある。



2012年6月25日月曜日

2012年6月25日(月)
モザイクで制作するのは楽しい。モザイクタイルには色々な種類のがあるが、私はステンドグラス・モザイクタイルと言うのを使う。一つ一つ色合いが違い、自分のイメージに合う色合いをたくさんのモザイクタイルの中から選んでゆく作業は、日本画で好きな色を出すために絵の具皿の中に入れた各種の岩絵の具を指先を使って丁寧に混ぜ合わせてゆく、その時の境地に近い。何ごとにも代え難い時間だ。

壁にでもモザイク画を制作するのならモザイクタイルを自分のイメージに当てはめて切ってゆく作業もそれほど大変で無いかも知れない。私の場合は制作してもせいぜい16“x20”位の作品で(このサイズでも作品は結構重くなる)、小さな作品だとイメージの各部分のサイズも小さいので、丸く切ったり、凹型に切るのは厄介で、どうしてもグラインダーのお世話になる。グラインダーを使っては制作していると画室中細かいガラスの粉が飛び散りどこもかしこも白く覆われてしまう。


2012年6月22日金曜日

2012年6月22日
初めてのサラミックス・クラスに水曜日に行ってきた。今まで参加したリトグラフ、エッチングとかのクラスではアートに対しての東洋とか西洋とかの違いと言った言葉が頭をよぎることは無かった。

サラミックスは芸術の範疇というより工芸に入るので、制作過程に対する考え方が別なのかも知れない。

サラミックス・クラスではカルチャーショックと言えるようなショックを感じ、楽しみにしていたクラスであったが、そうとうガッカリした。手作業をなるたけ廃したようなクラスと言った印象で、これが東洋と西洋の違いと一概には言えないとは思うが、この違いは一体何なのだろう?

陶土を大体の高さにしたら、それを大きなゴム製のシートに布を貼ったような2枚の間に挟み、大きな機械の台の上に置きローラーを使って延ばす、まるで大量生産のうどん製造器のように。

私は初参加なので講師の先生に言われるとおり、先ず好きな形の器を3種類くらい選んでこいと言われ、次には好きなスタンプを6種類選んでこいと言われ(それぞれクラスに用意されていて)、そのスタンプをうどん延ばし機で延ばした陶土に押せと言われて押しつけた。その押しつけた陶土を、先ほど選んできた器の一つにかぶせて、形を作ってゆく。自分で陶土を延ばしたり、苦労して形を作ってゆく喜びは何処にもない。

他の生徒さん達は毎回毎回繰り返しクラスを取り続けているメンバーだそうだ。だが、ただ一人として手びねりをしているメンバーは居らず、皆のばし機で陶土を延ばし、用意されている色々な器の形にその陶土を当てはめてはその上に一様に何かを押しつけて模様を付けている。

毎週一回のクラスが2ヶ月で1セッションのようで、私の場合は7月4日(独立記念日)は休みなのであと8回、その8回で何を教えてくれるのだろう?


今制作中の右上のイメージ

2012年6月20日水曜日

2012年6月20日
Golden Gate Park 内にあるSharon Art StudioのCeramics Classの空きがなかなか無く、ようやく登録できた陶芸のクラスに今日から行ける。

この画像は4月の初め、益子の陶芸体験クラスに5ほど通った時、最初に作った素焼き。粘土の捏ね方が駄目だったようで下の部分が割れた。

2012年6月18日月曜日

2012年6月18日
以前カタツムリを1年間ほどデッサンした。
割と大きな陶製の平たい植木鉢に泥と草などをおき、上にざるをかぶせて飼っていた。時々キュウリなどをあげていた。デッサンするときは外に出して這わせていた。食べ物が足りなかったのか紙が好きなのか分からないが、画用紙を食べられてしまい、かなりの大穴を開けられたりした。

2012年6月15日金曜日

2012年6月15日(金)
しばらくボールペンでデッサンをしようと思った。


2012年6月13日水曜日

2012年6月13日(水)まだ外は真っ暗で分からないが、星が見えないので今日は霧だ。昨日までガンガンするような快晴で結構暑かった。

拾った貝殻の表面についていた寄生虫の痕跡と思う。ボールペンでのデッサン。

2012年6月8日金曜日

2012年6月8日(金)すごい快晴
前に描いたこのペン画は私の好きなイメージで埋まっている。

明日から1週間くらい休みます。

2012年6月7日木曜日

2012年6月7日(木)
晴れだが霧が出ている。今日の気分は大分低調。

蟻はしばしば画想のなかに現れる。日本ではしょちゅうそこらへんで目にしていた。サンフランシスコではあまり泥の上を歩いているのを目にしない。だが、雨期になると蟻が行列して家の中に現れオオワラワになったことが時々あった。

2012年6月6日水曜日

2012年6月6日
朝からめちゃくちゃ快晴。少し雲がふわふわと浮かんでいる空の方が風情がある。

私は雑草を眺めるのが好きだ。花は一つ一つの花が大きく見たらそれで大体全体が見えてしまう。雑草の花は小さくって一生懸命顔を近づけて見ないと分からない。そうするとその一つ一つがすごく精巧に造形されていて美しい。雑草の種は外側の薄皮の中に無数の小さな種が透けて見えたりする。そのようなものを見るとすごく大きな発見をしたような気持ちになる。

雑草のような人の足で平気で踏まれ、刈り取られてしまうものでも、その一つ一つの形色合いが異なり、その一つ一つのデザインというか造形に神の創造の御業のすごさに感動する。


おおばこの花

2012年6月5日火曜日

2012年6月5日(火)
昨日は一日中寝ていた。

昨日の朝は6月としては珍しく雨だったので満月なのに見られなかった。
今日は早朝から快晴でまん丸いお月様が見られた。普通は大体3時頃起きるので満月の前後は廊下も部屋も月明かりで明るい。

蝶はキリスト教では“復活”のシンボルの一つ。イースターカードなどのモチーフとしてウサギ、卵とヒヨコ、花などとよく使われている。

今描いている絵の左上の蝶。この部分は完成。

2012年6月3日日曜日

2012年6月3日(日)
貝をデッサンした。貝殻、化石、頭蓋骨、流木、落ち葉、雑草、好きで結構描く。蟻、カタツムリ、蛇も描く。

2012年6月2日土曜日

2012年6月2日(土)
今日はいつもと違って相当深い霧のようだ。寝ている間もボーボーと汽笛が盛んと聞こえてきた。起きてからもずーとあちらこちらで鳴らしているようにボーボーと聞こえている。

色鉛筆で描いたポピー。
好きな花はアネモネ。嫌いな花はバラ。なにかとバラバラと騒ぐのでよけいに嫌いになった。身につけるものも世のはやりなどどうでもいい。自分の好きなものを着る。はやりだからと似合いもしないブランドものバッグをぶらぶらぶらぶらさげて下げて何処が面白いのかわからない。

2012年6月1日金曜日

2012年6月1日(金)
今朝は浜辺で拾った小さな流木をデッサンした。20分くらい歩けば太平洋の海に行ける。

初めてこの海へ行ったときは、あまりに砂浜の景色が味気なく驚いた。海だけ広がっているだけで、砂の色も黒っぽく海辺の景色の風情も何も感じられなかった。

きれいな貝殻も全く見つけられない。たまに海藻が横たわっているか、平たい貝殻のかけはし、流木などが打ち寄せられているだけだ。

今は絵が進まなくなると海まで歩き、風でうずたかく寄せられている堤防のようになった砂山を登って太平洋が見えてくるとあぁ海だ!と思う。そこに座ると果てしなく広がる海と空の青さの中にすっぽりと包まれ、神様の手のひらに抱かれているように感じられる。人間的な小さな気持ちからしばし解放される。