初めてのサラミックス・クラスに水曜日に行ってきた。今まで参加したリトグラフ、エッチングとかのクラスではアートに対しての東洋とか西洋とかの違いと言った言葉が頭をよぎることは無かった。
サラミックスは芸術の範疇というより工芸に入るので、制作過程に対する考え方が別なのかも知れない。
サラミックス・クラスではカルチャーショックと言えるようなショックを感じ、楽しみにしていたクラスであったが、そうとうガッカリした。手作業をなるたけ廃したようなクラスと言った印象で、これが東洋と西洋の違いと一概には言えないとは思うが、この違いは一体何なのだろう?
陶土を大体の高さにしたら、それを大きなゴム製のシートに布を貼ったような2枚の間に挟み、大きな機械の台の上に置きローラーを使って延ばす、まるで大量生産のうどん製造器のように。
私は初参加なので講師の先生に言われるとおり、先ず好きな形の器を3種類くらい選んでこいと言われ、次には好きなスタンプを6種類選んでこいと言われ(それぞれクラスに用意されていて)、そのスタンプをうどん延ばし機で延ばした陶土に押せと言われて押しつけた。その押しつけた陶土を、先ほど選んできた器の一つにかぶせて、形を作ってゆく。自分で陶土を延ばしたり、苦労して形を作ってゆく喜びは何処にもない。
他の生徒さん達は毎回毎回繰り返しクラスを取り続けているメンバーだそうだ。だが、ただ一人として手びねりをしているメンバーは居らず、皆のばし機で陶土を延ばし、用意されている色々な器の形にその陶土を当てはめてはその上に一様に何かを押しつけて模様を付けている。
毎週一回のクラスが2ヶ月で1セッションのようで、私の場合は7月4日(独立記念日)は休みなのであと8回、その8回で何を教えてくれるのだろう?
今制作中の右上のイメージ
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