Jasperの宿はちょっと面白い感じだった。スキーを楽しむ宿泊客が多いせいか二階付きの小キッチンを備えたところ。2階には天窓も付いていた。テレビも上にも下にも大きいのが備えてあった。Glaicer National Parkに行ったとき泊まったキャビンではテレビも電話も繋がらない環境だったので、却ってその方が国立公園の中らしく過ごせるように思えた。
昨日は宿に着くとくたくたで口も聞きたくないほどだった。旅行に行く前から腰が痛かった。変な痛みで夜中寝ているとどんどん痛くなる。寝返りも打てないほどになる。起きるのも大変だが起きて動いている内にだんだんに痛みが無くなって行く。旅では大体車の中で座っていないといけないのでそれは苦痛だった。サポーターを持ってゆきつけていた。そのうち思いつき痛み止めのタイロノーの4時間おきに飲んでいた。楽になった。
私の第一の優先事項は時間の確保となるたけ疲れないようにすうことだ。自分にとって制作が第一だからだ。時間の確保と疲れないようにすることが毎日続けて制作出来るということだからだ。
私は別に旅に行きたいとは思わない。綺麗な物を見るのはすごく好きだ。でもその道中と疲れの事を考えると二の足を踏む。何より苦痛なのは朝早く起きる習慣があり、寝ていても早く起きて制作の続きをやりたいとそればかり考えて生きているようなもので、旅に出たら朝早く目が覚めたらやることがないし、部屋は一部屋だけだし、電気をつけたら伴侶が目を覚ますといけないので暗い中静かにしているし、真っ黒な外を散歩するわけにも行かないし、全く参る。
昔芸術新潮にある画家が、「なにも遠くに旅に出ないでも、自分は庭の片隅を見つめているだけで絵を描ける。」と言っていたが、私もどうも同類らしい。
昨日はあぁ、まだ6日もあると、このまま持つかしらと思ったりした。一人で飛行機で帰ろうかな、とも思った。
伴侶は旅が好きだ。長い運転も苦にならないようだ。キャンピングも好きだ。私はキャンピングは大嫌いだ。折角伴侶があるのだから一緒に行かなければ申し訳ないとたまには一緒に行こうと決意したが、これからは行きたいところに一人で行ってもらおう。一人息子も既に伴侶が居るから父親と一緒に行ってもらうわけにも行かない。私の心配をしながらの旅より淋しくっても却って旅を満喫出来るかも知れない。
夕べは雨だったようだ。今日は疲れてしまったのでゆっくりしていた。ただMaligne Lake
だけを見に行った。
葉が少し赤みをおびている。秋の気配だ。
Malign Lake湖畔の草を噛んでいた。
Jasper Informetion Center
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